二ルンゼ リングボルト撤去について

3月下旬に備中「二ルンゼ」の『かぶったエイト(5.9) 』にリングボルトが打ち足されているとの連絡を頂きました。TCNetにて確認を行ったところ、ルート上に3箇所新しいリングボルトが打ち足されていました。(写真赤破線部分)

このボルトの打ち足しに関しては事前に連絡もなく、さらにフリークライミングにはとても使用できない脆弱なリングボルトだったため、TCNetのホームページ及びfacebook、メールマガジンにてクライマーに注意を促し、早急に撤去を実施する運びとなりました。撤去に関しては岩にできるだけダメージを与えないよう細心の注意を払って行いましたが、打ち足されたリングボルトがドリルで穴を開けてから打ち込まれていたことと、岩が石灰岩であることが影響し、引き抜きの際若干岩が欠けてしまいました。欠けた箇所については溶剤にて補修を行い、ルートには全く問題ないようにしています。


今回リングボルトが打ち足されたことに関して非常に憤りを覚えます。本来のフリークライミングは必要最低限の安全確保にて、生身の身体だけで登るという厳しい倫理で行われるものです。
その倫理を尊重し、岩を登ることを純粋に楽しむため、二ルンゼを始めとした備中・帝釈の各エリアの支点は必要最低限しか設置してありません。
おそらく今回ボルトを打ち足された人物は、このルートの支点間隔がクライミングジムと違って広かったため、その点を考慮して打ち足したものと推測されますが、脆弱なリングボルトを打ち足すことで逆に登る人を危険に晒してしまったと認識して欲しいです。
どうしても登れない時は、道具を使って克服するのではなく、≪自分の身体能力や技術、精神を高めることによって克服する≫向上心を持って岩を楽しんで欲しいと思います。

TCNet事務局


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