羽山トンネルサイドエリア・ルールと注意点

羽山(トンネルサイド)エリアは公道に面した特殊なクライミングエリアです。この岩場でクライミングをする際には通行車両、観光客が優先という意識を常に持ち良識ある行動のもとクライミングを楽しんでいただくようお願いします。羽山(トンネルサイド)でクライミングをされる場合、以下のルールと注意点を必ず守っていただくようにお願いします。

羽山渓谷は高梁川上流県立自然公園に指定されており、自然景観・自然保護という点において十分な配慮が必要です。 焚火は厳禁、タバコの吸殻等の始末等も責任を持って行ってください。

地元の方や一般観光客の方が来られた際には挨拶をし、フリークライミングの説明をする等、好意的に接してください。

羽山エリアの駐車に関しては必ずこちらを確認して迷惑にならない駐車をお願いいします。

2021年改訂


★羽山トンネルサイドエリアで登る場合、以下の項目を守ってください!

車の通行を優先 

・車道に岩面が面しているため一般車両の通行を優先してください。クライマー優先ではなく、通行車両や歩行者を優先してください。

駐車について

・車はエリアから150m程上流の羽山渓谷駐車場に極力詰めて駐車してください。

・駐車場向かいの未舗装部分については観光客車両の駐車や回転場のためのスペースでありクライマーは一切駐車しないでください。

・駐車場が一杯の場合、羽山渓休憩所の駐車場(上流のトンネルを超えた天龍橋の先)や、駐車場から100m程上流の道路の広い部分(空橋付近)に車両がすれ違えるスペースを残したうえで駐車してください。

荷物の積み下ろし

・荷物の積み下ろしは駐車場で行って下さい。エリア前に駐車して荷物の積み下ろしはしないでください。

荷物置き場・休憩場所について

・荷物置き場、休憩場所は2階に限ります。1階に荷物を置かないで下さい。特に東屋の中には絶対に置かないで下さい。東屋周辺(土間)、路側帯や洞窟看板前等についても同様に置かないでください。

・1階には最低限のロープ等のみにとし、洞窟看板横の岩の前や、見苦しくカンテの下あたりの隅にまとめて置いてください。

・1階でたむろしたり、椅子やテーブルなど広げないでください。

ロープ・ギアの管理

・「半日仕事」「お百度参り」「そのまま過ぎた」「イエローライン」「はつじょうき」の下にロープやギアを置いたままにせず、その都度洞窟看板横の岩の前等、隅に寄せて置いてください。

・もう秋た、見苦しくカンテに関してはゴボウの為のプリクリップはその都度行い、登らないときはロープやあぶみを落とし川側の隅にまとめて置いてください。(観光客がトンネルの写真を撮る時に映り込まない位置・東屋の影になる場所など)。特に小屋及び小屋回り(土間部分)には絶対に置かないでください。

ルートについて

・「そのまま過ぎた11c」はリボルトにより道路上にロワーダウンすることはなくなり登攀禁止ではなくなりましたが、登る際は観光客や通行車両に十分注意して、車両通行中はムーブを起こさずセルフビレイを取って通過を待つ等してください。また観光客が多いタイミングでは登攀自体を控えるなど配慮してください。

・「天14b」は道路直上にルートが存在するため、岩が欠けるなどした場合道路に落石する可能性が高いため、登攀禁止です。

・「もう秋た」「成羽のユージ」のビレイをする際は道路側に出ないように注意して下さい。また、ロワーダウンの際は必ず回収用の残置カラビナにロープをかけ絶対に東屋の屋根に下りないでください。

クイックドローの残置

・オーバーハング部分の高さまでのクイックドロー残置は一切しないでください。上部に関しても週をまたぐ残置は禁止です。

ボルダリング

・トンネル内でのボルダリングは禁止です。

トイレ

・トイレは上流約1kmのところにある公衆トイレや携帯トイレを利用してください。