備中湖と雲海
高梁川流域のクライミングエリアを訪れた場合、以下の事柄に注意していただくようお願いいたします。
【トイレのマナー】
高梁川流域のクライミングエリアの多くは、自然豊かな地域にあります。エリアの中には、水源地になっている場所もあります。トイレは、公衆便所やコンビニなどで済ませましょう。緊急時の為に携帯トイレを持参するなどしてください。以前長屋坂でトイレ問題がおきて、登攀禁止寸前になる危機がありました。トイレのマナーを守りましょう。
【駐車のマナー】
各エリアでの駐車方法・ルールを確認した上で、決められた駐車方法を守ってください。地元や観光客の迷惑になる駐車は絶対にやめてください。特に、羽山、長屋坂、権現谷、川エリア、リバーパークエリア、原滝山、白滝、下帝釈峡の各エリアについては、駐車マナーを徹底してください。
【ゴミのマナー】
クライマーが出したゴミは必ず持ち帰ってください。岩場をきれいに利用するよう心がけてください。
【焚き火】
法的な根拠がなくとも、山林での焚き火は慎みましょう。
【岩場で配慮していただきたいこと】
- 高梁川流域のエリアの多くは私有地であり、ほとんどのエリアでは地主さんのご好意により登らせていただいています。岩場までのアプローチ道、駐車スペースも私有地であることが多く、人様の土地でクライミングさせてもらっているという意識を常に持たなければなりません。
- 流域のエリアの中には、県立自然公園や国定公園に含まれるエリアがあります。これらのエリアで登る場合、自然景観・自然保護という点において十分な配慮が必要です。
- 現時点でのフリークライミングの認知度等を考え、地域の人や観光客から誤解を受けないよう配慮してください。人目に付きやすいエリアでは、クイックドローやロープ、その他のギアの残置はやめましょう。そのようなエリアではチョーク跡もなるべく落としましょう。民家に近いエリアでは、近隣の方に不信感を与える行為や、登攀中に奇声を上げることなども慎みましょう。
以上は最低限のマナーです。特に注意が必要なエリアについては、下のリンクへお進みください。
岩場が利用禁止になる原因の大半は、クライマー側のマナーにあるといわれています。良識のある行動のもとクライミングをお楽しみいただくよう、クライマーの皆さまのご協力をお願いいたします。